だいぶ古い話題になりますが、BBCがクイズ番組かコメディの番組かで広島と長崎の両方で被爆した日本人を「最も運の悪い人」と紹介した問題。
ピーターバラカンさんがラジオでその記事を取り上げ、BBC側に非があることを前提にしながらも、「sense of humour」の違いによるものであり、そういった違いも理解しないと国際社会にでられないよというコメントをしていました。
相当な数のクレームのE-mailがあったそうで次の日に謝罪して、これらクレームのmailを紹介していましたが、なんか釈然としない。
sense of humour というなら、同じようなひどい体験を自国民がしたときにそれを笑うことができますか?と思う。抗議のメールでも書かれていましたが、たとえば仮に自分がユダヤの人であったとして、アウシュビッツの問題をとりあげ「早くシャワー室からでろよ!おれも入りたいんだ」、「あなたはアウシュビッツに来たけれども、2回しぬことはなかったからラッキーだよ」なんてジョークを言われたら、これもsense of humour だねって笑えますか。という話です。不快極まりないでしょうね。僕はイギリス人やアメリカ人に敵対心ももっていないし嫌っていないし、どちらかというと仲良くできる方だと思いますけど、やっぱり、2次大戦のことや原爆のことを取り上げられると引っかかるものがある。
国際社会云々といならば、、彼のとった言動は残念ながら正しくなくて、仲がとてもいい外国人の友人ならまだしも、不特定多数の人が聴くこの番組で、BBCを擁護するような発言はしなかったほうがいいはず。ナイーブな問題をさけて人とつきあうことが正しいかどうかはわからないけど、決してわかりあえない宗教上の信条の違いや、お互い許容できない食習慣とか、世界中の人の間で残念ながらあって、そういった問題をラジオでいってはならないんだと思います。
核爆弾を使われた国は日本しかなくて、この恐ろしさを世界に伝えなければならないはずなのに、日本人の訴えはどこにも伝わっていないのかなと思いました。日本の凋落と時間の経過とともにどんどん伝えられなくなっていくんでしょうね。
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